『酒蔵紹介』
瀬戸内海に面した、広島県竹原市にて文久三年(1863)の創業以来、酒造り一筋で現在に至ります。創業銘柄『龍勢』は裏山の龍頭山から湧き出る井戸水で醸したお酒がとても旨かったことから名付けられました。また『宝寿』は昭和天皇ご生誕時の新聞見出しが「宝寿宝寿宝寿…」の字で囲まれていたことから、最もおめでたい銘柄として名付けました。
「龍勢」は第一回全国清酒鑑評会(明治40年秋)で日本一の名誉に輝き、全国に広島酒の品質の良さを広めました。このことは当時、軟水での醸造法を確立し、自らが当主であり杜氏有りながら同業者の指導を行った三浦仙三郎先生の功績によるものです。
『現在の酒造りの近況について』
平成16年度より、造りは全量純米酒になりました。
私どもは、伝統的な日本酒の醸造技術に学びながら、日本酒の持つ本質的な素晴らしさを追求し、飲み手の皆さまにその味を味わって頂きたいと願い、努力していきたいと思います。
『和酒フェスへお越し頂くお客様への一言』
第一回全国清酒品評会首席の伝統は、全量純米銘柄として今も進化し続けております。流行に流されない、食中酒としての完全醗酵型の純米酒の魅力をお楽しみください。
■藤井酒造株式会社
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■酒蔵のご当地情報
http://www.takeharakankou.jp/