『酒蔵紹介』
湯沢の清らかな水を使って、酒を造りたい。白瀧の初代当主、湊屋藤助のこの夢が実現したのは安政二年(1855)のこと。
当時、白瀧のお酒は店頭で居飲みで売られ、三国街道を往来する、旅人や馬方の喉を潤していました。
以来160余年、酒造りへの情熱は脈々と受継がれてきました。
町名は水の集まる「谷地」。
地番は水を守る役である「主水」。
目指したいのは、水を守る創業精神をそのままに、「生活者の癒しへのお役立ち」です。
平成二年(1990)に発売したのが「上善如水」。
この地の水を活かし、水のようにさらさら飲めるお酒と、2000年以上前の思想家:中国の老子の言葉に思いを重ね合わせ銘々されました。
当時より、若者や女性に日本酒に馴染んで頂きたいという思いは今も変わりません。
平成二十七年(2015)に「上善如水スパークリング」を新発売。
甘酸っぱい純米酒に、炭酸ガスを封入したスパークリングの日本酒です。
プチプチ弾ける泡が心地よく、更なる清涼感を演出します。
現在では、海外輸出も全体の約1割を占めます。
初代より受継がれた思いを胸に、世界を視野に入れ、更なる挑戦を続けて参ります。
『酒蔵より』
白瀧酒造のお酒の魅力は柔らかい飲み口です。
冬に一斉に降り積もる雪は自然濾過され地下水となります。
白瀧酒造はこの軟水を製造水として使用しています。
米については酒造好適米を使用し、平均すると58%に精米しています。
良質な原料の他に、設備も重要です。
仕込から貯蔵、そしてビン詰めなど様々な設備がありますが、これらの能力を最大限に活用するためには設備管理を怠るわけにはいきません。
そしてもうひとつ大切な無形の原料は、蔵人の技術。
社長の言葉「今が最低と思え!」を肝に銘じ日々個々人の能力を高め、品質向上に努めています。
『和酒フェスへの意気込み』
2015年4月新発売の「上善如水スパークリング」を是非お試しください。
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